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2017/08/10

街づくりと一体化!徹底的にローカライズされた船橋市のデジタルサイネージを調査してきた

市場動向
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こんにちは、デジタルサイネージ調査隊新隊長です。

渋谷や新宿、池袋など、網羅的に都内の主要駅を調査してきたデジタルサイネージ調査隊。そろそろ都心から少し離れた駅も調査してみようということで、今回は千葉県船橋市にある船橋駅に来ております。

尚、船橋駅に調査をしに行こうと提案した時はノリノリだった元隊長ですが、いざ調査の日になると「ごめん、今日有給なんだよね。」と言い出したので、今回は私、新隊長が1人で調査して参りました。

構内〜改札前、早くもデジタルサイネージが続々!JR船橋駅

JR船橋駅京成船橋駅がある船橋市。

今回はJRの電車に乗ってJR船橋駅に到着しました。

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電車を降りて構内を歩いてみると、もはやJRの名物サイネージと言っても過言ではない、こちらのサイネージに遭遇。
見るたびに、電車に乗って旅行に行きたくなってしまいます。

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さらに構内を見渡してみると、カフェが目に留まりました。

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カフェの入り口には、メニューの情報を流すデジタルサイネージが。

「もう改札を通ってしまったけど、次の電車まで意外と時間があるな…どうしよう。」

といった際に、こちらのデジタルサイネージに映る美味しそうなケーキ、軽食、ドリンクはとても魅力的です。

「次の電車が来るまで、ちょっとお茶でもしようかな。」

といった気分にさせてくれる、訴求力抜群のデジタルサイネージです。

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構内を簡単に散策したところで、いざ改札を出ようとすると改札の前にもデジタルサイネージがありました。

4本の柱に設置された大きめのデジタルサイネージは、改札を出る人の目に留まります。

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さらに、改札の前には駅直結のショッピングセンター、Shapo(シャポー)があり、その入り口にはShapo内にある各店舗の情報を流すデジタルサイネージが

実際にどんな店舗が入っているのか、外からでは分かりにくいショッピングセンターですが、このデジタルサイネージがあることでそういった問題が改善されます。お気に入りのショップやカフェがShapoに入っていることが分かれば、仕事帰りにちょっと買い物をしたい人、待ち合わせまでにちょっと時間を潰したい人が立ち寄りやすくなるでしょう。

JR船橋駅〜京成船橋駅への導線に、徹底的にローカライズされたデジタルサイネージが続々!

駅構内、そして改札前だけで様々なデジタルサイネージがあることが分かったJR船橋駅

これは、近くにある京成船橋駅にも期待が高まります。という訳で、JR船橋駅から京成船橋駅へと向かってみました。

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JR船橋駅の駅前にある歩道橋を登ると、京成船橋駅直結のショッピングモール、FACEへと通じます。

この歩道橋に、FUNABASHIと書かれた複数のデジタルサイネージが設置されていました。
流しているコンテンツは、千葉県を中心とした首都圏の天気予報

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ホームタウンは船橋だというバスケットボールチーム、千葉ジェッツ全日本総合バスケットボール選手権大会、初優勝を伝えるニュース。

そして

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ふなっしー船橋市民の高齢者の方々に詐欺被害の注意を呼びかける情報など、かなりローカライズされています。

FUNABASHIと書かれているだけあり、船橋市民の生活に役立つ情報を流しているようです。このFUNABASHIサイネージ、両面に同じコンテンツを流しており、JR船橋駅から京成船橋駅へと向かう人にも、京成船橋駅からJR船橋駅に向かう人にも、同じ情報を提供しています。

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さらに、左右両方に設置することで、人通りが多い歩道橋でも、目に留まりやすい配置に。

また、このFUNABASHIサイネージは

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ちょうどJR船橋駅のホームからも見える高さに設置されているので、歩道橋を通る人だけでなく、ホームで電車を待つ人電車の中から外の景色を眺める人にも情報を届けることができます。

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歩道橋を渡り、いよいよFACEの建物内に入ります。

ショッピングや食事ができる店舗だけでなく、ミニ市役所年金相談センターパスポート受け取り窓口など市民の生活に役立つ公共施設も複合しているこちらのビル。

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廊下には、FACE内の公共施設の案内を流すデジタルサイネージが設置されていました。
先ほどのFUNABASHIサイネージに引き続き、市民の生活に役立つ情報が盛りだくさんです。

徹底的にローカライズされたデジタルサイネージの数々に関心しながらFACE内の廊下を抜け、あと少しで京成船橋駅に繋がる出口というところで…

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まさかの

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ミニ図書館が登場しました。

どうやら、このミニ図書館に設置された返却ポストでは、船橋市内の図書館及び公民館図書室で借りた本を返却できるようです。
ポストの利用時間は午前6時〜深夜0時まで。忙しい平日でも、駅前で本を返せてしまうという、画期的なシステムです。

さらに、このミニ図書館自体に置いてある本は、全て市民から寄付されたものなのだとか。「活字離れ」が叫ばれる現代で、より本を身近なものとし、さらに本のリサイクルにも繋げています。

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このミニ図書館にも、地域に密着したデジタルサイネージが設置されていました。

『ちょっとがんばれば自転車でまわれちゃう、そんな小さな町の情報をお届けします。』

という言葉と共に、船橋市内にある様々なお店を紹介しています。
美味しい飲食店

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知っていないと通りすぎてしまうような穴場のホームエステなど、船橋市に住む人たちにとって、生活に役立つコンテンツを提供していました。

市民が立ち寄る図書館に、市民に役立つ情報を提供するデジタルサイネージを設置することで、しっかりとセグメントを切った、訴求力の高い情報を提供することができています。

またもやローカライズされたデジタルサイネージに関心し、FACEを抜けるとやっと京成船橋駅に到着しました。

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デジタルサイネージがいくつもあった、JR船橋駅。
JR船橋駅から京成船橋駅へ向かうまでも、数々のデジタルサイネージに出会うことができました。

これは、京成船橋駅でも、デジタルサイネージを見ることができるのでは…!?

期待に胸を膨らませて、京成船橋駅を見渡してみると…





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デジタルサイネージは見当たりませんでした

…きっとこれから、京成船橋駅にもデジタルサイネージが導入されていくことでしょう。

産品ブランドPRキャラクター、船えもんまで!?市民が立ち寄るリアルな場×デジタルサイネージ

少し残念な気持ちで京成船橋駅を後にし、周辺を散策していると

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駅前のセブンイレブンに、船橋のご案内処が併設されていました。

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近づいてみると、何やら初めて見るキャラクターと、その左手の先にはデジタルサイネージっぽいものが。

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しかし、この日は残念ながら調整中でした。

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このキャラクターの名前は、目利き番頭、船えもん

ふなばし産品ブランド協議会の産品ブランドPRキャラクターで、「船橋のええもん」を紹介してくれるそうです。

ということは、きっとこの調整中のデジタルサイネージでも、船橋市にローカライズされた様々な情報を流していることでしょう。

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ご案内処の中にあるデジタルサイネージには、しっかりと船橋のイベント情報などが紹介されており、その傍らには船えもんが。

しかし、この船えもん、どこかで見たことがあるような…???





hunae

あ。

歩道橋にあった、FUNABASHIサイネージに、バッチリいました。

船橋市非公認キャラクターのふなっしーと、船橋市公認キャラクターの船えもん、今後熱いバトルが繰り広げられるかもしれません。

街づくりと一体化!市民の導線を考え抜いた、ローカライズされたデジタルサイネージ

駅構内にも、駅周辺にも様々なデジタルサイネージが設置されている船橋市

その多くは市民の生活に役立つ、ローカライズされたコンテンツを提供していました。市民が毎日使う駅だからこそ、市民にセグメントを切ったコンテンツの数々は非常に高い訴求力を持っているでしょう。

また、駅前のミニ図書館案内処など、実際に市民が立ち寄れる場も設置し、そこにデジタルサイネージを設置するという導線作りもされていました。「ただ設置しているだけ」ではなく、「見て欲しい人に確実に情報を届ける」船橋市のデジタルサイネージ。街づくりと一体化したこうした取り組みは、今後他の街でも見受けられていくのではないでしょうか。

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