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2016/12/01

外国人観光客が増えてるってほんと?香川県高松市に見る、インバウンドサイネージの活用法

市場動向
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こんにちは、デジタルサイネージ調査隊新隊長です。
現在私は…

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四国は香川県、高松に来ております。
完全にプライベートの旅行なのですが、バンコク空港内はデジタルサイネージだらけ?の記事にもあったように、そのデジタルサイネージ愛が故、もはや旅行でも様々なサイネージに目がいってしまう私、新隊長。

という訳で今回は、高松旅行で出会ったデジタルサイネージの数々をレポートいたします。

外国人に優しい!インバウンド施策がバッチリの高松空港サイネージ

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まず、高松空港の到着ロビーに降りると目に入るのはこちらの大型サイネージ。
多言語対応で、日本人以外の観光客にも歓迎の意を示してくれます。
母国の言葉で異国の地への歓迎の言葉をかけられたら、嬉しい観光客も多いのではないでしょうか。

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さらに辺りを見渡してみると、タッチパネル搭載観光案内サイネージが。
今年、2016年の4月1日から高松内の主要箇所5カ所に設置されたというNECのこちらのサイネージ。

市が運営する観光Webサイトと連携しており、初めて高松に訪れた人でもローカライズされた地元の情報を正確に知ることができます。
デジタルサイネージで検索したお店や目的地までの道順などの情報をQRコードで持ち帰ることができ、

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専用のICカードを利用することもできるのだとか。
専用のICカードは近日発売予定とのことですが、このカードを利用すると、デジタルサイネージに表示されている言語がカードの情報に基づいた言語に切り替わるのだそう。
つまり、外国人もカードを使えば母国語でサイネージを利用できるようになるのです。

海外旅行で最も必要な情報であるその街の観光案内を、母国語で調べ、さらにスマホで持ち帰ることができればもう何も困りません。
このサイネージとこの機能があれば、「遥々やってきた日本で、道が分からず目的の場所へ行けなかった」という悲しいアクシデントを減らすことができるでしょう。

さらにこちらのサイネージの隣には

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バスの時刻表を調べられるデジタルサイネージも。

なんだか高松空港、とても発展していますね。

また、帰りの搭乗口には

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RNC 四国新聞ビジョンという大型モニターも設置されていました。
香川県はもちろん、四国全体のニュースを見ることができるようです。

飛行機を待つ様々な人がこちらのモニターに流れるニュースに足を止めていました。
空港の暇な待ち時間に最新のニュースを知ることができる、とても便利なシステムです。

街中の観光も困らない!JR高松駅にもインバウンドサイネージ

高松空港から向かったのは、街の中心地であるJR高松駅
駅構内にも

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先ほど空港で見た観光案内サイネージが設置してありました。
空港はもちろん、街中で迷子になった観光客もこのサイネージがあれば安心です。

さらに駅の出入り口には

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左右上下に2面ずつ、計4面のデジタルサイネージが。
駅を出る際絶対に視界に入る位置に設置してあるので、多くのユーザーの目にとまることでしょう。

住民向けの情報はもちろん、Wi-Fi付きで観光客にも有り難い商店街のデジタルサイネージ

高松駅を抜けて、日本一長い商店街だとも言われている高松中央商店街に足を運んでみると

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所々に住民向けの情報を載せたデジタルサイネージが設置されていました。

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デジタルサイネージがWi-Fiスポットとなっていることも多く、観光客にも有り難い仕様となっています。

しばらく商店街をうろうろしていると…

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先ほどデジタルサイネージに映っていたキャラクターが、今度はアナログ看板でなんと現金つかみどりの宣伝をしています。
どういうことなのでしょう…

またしばらく歩いてみると…

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会場がありました。
他の場所に比べると割と人も多く、盛り上がっています。

なんだか、とても楽しそうな街です。

港付近にもあります。デジタルサイネージ!

商店街の散策が終わり高松港の方へ向かうと…
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またもやバンコクに着いてしまいました。

…というのは冗談で、今回私が高松に来た目的である瀬戸内国際芸術祭2016の一環として瀬戸内アジア村が開かれていました。

※瀬戸内国際芸術祭とは、瀬戸内海に浮かぶ小豆島や直島を始めとする様々な島々を舞台にした、3年に1度の現代アートの祭典です。
舞台となる各島には港や路地、古民家など様々な場所に作品が展示してあり、外国人アーティストの作品も多数展示されています。そのため、外国人観光客も多数訪れています。

タイを中心に、アジアの国々の伝統工芸品などを扱っているこちらのマーケット。

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まるで東南アジアに迷い込んでしまったような気分になります。
しかしここにも

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パナソニックの大型ビジョンが設置されていました。
商店街だけでなく港の近くにまで。高松、本当にすごいです。

ちなみに先ほど私が乗っていたタイのメジャーな乗り物、トゥクトゥクはエンジンなしで50万円で販売していました。
割と高いみたいです。

インバウンドサイネージ×街の人たちの温かさ。デジタルとアナログ、双方の力で外国人に人気の街、高松

空港、駅、商店街、港周辺と、様々な場所にデジタルサイネージが設置されている香川県高松市
直感的に操作ができるタッチパネルを搭載していたり、多言語対応Wi-Fi機能を搭載していたりするサイネージが多く、デジタルサイネージを活用した外国人観光客への配慮が至るところで見受けられます。

こういったサイネージのおかげか、実際に瀬戸内国際芸術祭に行ってみても、「あれ、海外に来ちゃったかしら?」と思うほど外国人観光客が多いのが印象的でした。実際に、観光庁のデータを見ても、香川県、そして高松の外国人観光客の数は年々増えています。地方都市としては珍しくインバウンドに成功している大きな事例だと言えるのではないでしょうか。

また、街や島の人々が外国人観光客と積極的に英語でコミュニケーションをとっていたことから、四国ならではの人の暖かさもインバウンドの成功に大きく活きていると言えるでしょう。

多言語機能やWi-Fi機能など、インバウンドに対応したデジタルサイネージの設置、そして外国人観光客を歓迎する街の人たちの温かさ。この2つを兼ね備えた高松市は、2020年に向け、今後さらに外国人に人気の観光スポットとなっていくのではないでしょうか。
インバウンドの波になかなか乗れずに困っている地方都市は、高松市を参考してみるといいかもしれません。

おまけ

途中立ち寄った高松市内のうどん屋さん、『さか枝』。

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なんと、蛇口をひねって自分でうどんスープを注ぐというシステム。

さらに

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自分でうどんをゆでるスペースも。

流石、うどん県、香川。
うどんの洗礼を受けた気分になりましたが、とっても美味しいうどんでした。

みなさんも香川にお立寄の際はぜひ行ってみて下さい。

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