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2018/02/15

Android搭載のミラー型サイネージ!?スマートミラー2045について、GLCに聞いてみた

インタビュー
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昨今、様々な形のデジタルサイネージが出てきています。
SIPOでも多くのイベントにて多様なデジタルサイネージを取材してきました。

そして、2017年末。またひとつ、デジタルサイネージの「新しい形」が出てきました。その名もスマートミラー2045(以下、スマートミラー)
株式会社ジーエルシー(以下、GLC)が開発したミラー型のサイネージです。

今までミラー型のサイネージが数多くありましたが、このスマートミラーはなんとAndroid OSを搭載
とはいえ一体なにが出来るのか、そしてなぜスマートミラーを開発したのか。
GLCにお聞きしてきました。

新感覚の映像体験が可能!?

そもそもGLCは、2016年に創業した会社で、「テクノロジーで暮らしを豊かに」をビジョンにおいています。
AI事業、IoT事業、受託事業等、3つの事業を展開。AI事業は、音声認識と自然言語処理・機械学習の技術をベースに顧客対応、フィールドサービスマネジメントのプラットフォームを提供しています。
スマートミラーはこの中のIoT事業の一環で、企画開発・販売を行っているそう。では、このスマートミラーの強みはどこなのでしょうか。

GLC:「スマートミラーの特徴は、まず映像が鏡から浮かんで見え、新感覚の映像体験ができること。そして、Android内蔵なので、スタンドアローンで動き、アプリケーション開発が容易にできます。加えて、インターネットを通じた一斉配信ができるんです

スマートミラーは名前の通り、通常時は鏡なので視認性が高いうえ、ユーザーは真正面から見ます。そして、付随する「顔認識ソリューション」と組み合わせることで、今まで難しかった「いつ・だれが・どれくらい」コンテンツを見てくれているかなどのマーケティングデータを正確に取得することができるといいます。

GLC:「だからこそ、海外での活用事例として、今までサイネージの設置が難しかった、お手洗いの鏡や美容室の鏡での広告配信、アパレル店の姿鏡に在庫表示やコーディネート提案などで使われています」

OSがAndroidということもあり、拡張性が高いのも大きな強みです。スマホを含めた全てのスマート機器との互換性もあり、設置端末をリアルタイムに管理することも可能。
コンテンツを映さないときは誰もが使える鏡に、映す時は他のデジタルサイネージよりも幅広く活用できるのです。

生活導線において、「TVは見なくても、鏡は見る」

多くの強みを持つ、スマートミラー。しかし、なぜ今「鏡」なのか。
これには大きなワケがあると言います。

GLC:「やはり、生活動線において、テレビを見ない日はあっても、鏡を見ない日はなく、利用率が圧倒的に高いことが挙げられます。また、パソコンでもタブレットでも、スマホでもなく、常設型で等身大の大きなサイズでないとできない用途で、利用ができることです」

現在、パソコンよりも大きなサイズのスマートデバイスはなく、非常にマーケットポテンシャルが高いことも開発に至った大きな理由だと言います。

特に大きなポイントはやはり鏡であること。これは、何と言っても既存のデジタルサイネージのようにいわゆる「OOH」に限らず、一般家庭にも普及できるポテンシャルを持っています。2018年現在、スマートスピーカーは早いスピードで家庭に普及しており、今後は「一家に一台あって当たり前のもの」になる可能性は大いにあるでしょう。
これはスピーカーに限らず、他のものにも当てはまること。だからこその、「ミラー」なのです。

一方で、開発において苦労したことも。

GLC:「とはいえ、スマートミラーの開発では、鏡としての映り込みと映像コンテンツの視認性のバランス感覚が難しかったんです。鏡としての精度を求めすぎると映像が見づらくなり、映像コンテンツを重視すると、鏡としての価値がなくなるため、絶妙なバランスが求められました。また、意外と大変だったのが技適認証を取得するところです。色々な試験結果をそろえたりすることがけっこう手間でした。このようなプロダクトは単に開発すれば売れるわけではなく、ちゃんと必要な認証をとらないと売れないんです」

このようなバランスを考え、リリースされたスマートミラー。
今後の展望はどのようなことなのでしょうか。

“インターネットに繋がった鏡”が一家に一台ある未来を

GLC:「今後は、デジタルサイネージとしての活用だけではなく、かつてテレビが一家に一台が当たり前になったように、スマートミラーが一家に一台が当たり前の世界になることを目標にしています。また、『スマートミラー2045』だけでなく、より世の中のライフスタイル、価値観の変化によい影響を及ぼすことができるような新しいIoTデバイスの企画開発も行っていきたいと思っています」

今回ご紹介したスマートミラー2045の実機は、四ツ谷のGLCショールームにあるので、ぜひ気になった方は見に行ってみてはいかがでしょうか。
これから来る「未来」が、見られるかもしれません。

GLC URL:https://geeklabs.co.jp/

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