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2017/06/29

「お店の収益を上げるデジタルサイネージを作る」クラスタ代表・冨山勝氏のこだわりとは

インタビュー
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デザインサイネージという言葉を掲げて、活動しているKULASTA(以下、クラスタ)。

同社の代表を務める冨山勝氏は、デザイナーというバックボーンをもち、独自のデジタルサイネージを作っています。

今回は、そんなクラスタのデジタルサイネージづくりへのこだわりと「デザイン」ということの本来の意味をお聞きしてきました。

クラスタの目指す、デジタルサイネージ

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− 冨山さんは代表兼デザイナーとして活躍しているとお聞きしましたが、元々はどのようなお仕事をされていたんですか?

冨山氏:「もともと僕は、ホテル関係のメーカーにおりまして。全国のホテル内のデジタルサイネージを約50店舗やっていました。そこで様々な気付きがあって、当時は大きなサーバーをフロントにおいて動かす…というような非常に高価なものだったんですね。でも、アンドロイドとクラウドサーバーを使って安価に、しかも、きちんと丁寧にやることでデジタルサイネージで様々なことができるのではないかと思ったんです」

− そこでクラスタを立ち上げたんですね。

「そうですね。現在は、デザイナー二名と技術一名という体制でやっています。基本的に私達は、ホテルとレストランとヘアサロンの3つを軸にやらせていただいております

− 店舗に特化したデジタルサイネージを作っているんですね。

「今、様々なサイネージがありますが、私達がやりたいのは店舗で実際に効果があるものです。要するに、デジタルサイネージで集客して、売上に直結するデジタルサイネージです

− 確かに、デジタルサイネージの効果についてはまだまだ課題があるように感じます。

「イベントで使われる派手なサイネージはたくさんありますが、それはそれで素晴らしいと思います。一方で、『効果の部分』って結構見落とされている気がするんです。そのため、私たちはデジタルサイネージを導入していただく際に、1店舗ずつ契約をして毎月毎月打ち合わせをし、コンテンツ内容を決めて配信をするというやり方をしているんです

− コンサルタントのような…!!

私たちはデジタルサイネージを『オウンドメディア※』だと思っています
※オウンドメディアとは、自社が持つメディアのこと

− それは凄いですね。今、業界の流れとしては運用を簡単にするという部分がフォーカスされている気がします。

「実際、店舗がデジタルサイネージをやりたいってなった時に出てくるのがシステム屋さんで、CMSを買ってご自由に使ってください、月額は〇〇円ですということが多いんですよね。求めているものがデジタルサイネージだけなら問題はありません。ただ、これだと結局やらなくなってしまうんです。仮に、やったとしてもどこかの会社が動画を作ってそれをずっと流すだとか、パワポやイベントで作ったPDFを貼っているだけって所が多いんです」

− 確かに、店舗の前通ったときにずっと同じ映像が流れていたり、ついていないサイネージを見たことあります。

「この状態が普通だと思われると、デジタルサイネージというものがダメなものだと思われてしまうんです。それは決してデジタルサイネージ業界に対してプラスではありません。だからこそ、私達は一つひとつと向き合って作っていくことを大事にしています

デジタルサイネージを経営的な部分とリンクさせる!クラスタの強み

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− クラスタの強みというのは、やはり「オーダーメイド」で1から作っていくことなのでしょうか?

「はい。それに紐付いて、経営的な部分とリンクさせていけるということですね。例えば、和食レストランのオーナーさんの場合、懐石をメインにするか天ぷらをメインにするかなど、様々な迷いがあるんです。その迷いをお話しながら『こういう演出で出しましょう』と作っていくスタイルをとっています

− 経営的な側面からも、その店舗の良さを考えてデジタルサイネージで届けることができるんですね。

「そうですね。また、デジタルサイネージ導入をする際には、『何秒に何をだすか』までしっかりと構築していきます。基本的にお店の言いたいことを全て言うということを心がけているので、お店が何を伝えたいのかということをしっかりとコンテンツに落とし込んでいきます

− 一方で運用が大変そうな気もしますが…。

「運用はCMSで行うので、スマホで動くようになっています。なので、スマホで流れているコンテンツが見られて、コンテンツの入れ替えもできます」

− 結構簡単にできるんですね。

「その代わりに、導入時に様々なシチュエーションを想定してコンテンツを作っておくんです。例えば『雨が降った時のコンテンツ』だとか、『客足が減っている時のコンテンツ』を予め作っておく。そうすれば、臨機応変にスマホからコンテンツを変えられます。それが出来るのが、デジタルサイネージの強みなんです」

デザインの本来の意味は、「情報をきちんと伝えること」

「やっぱり、デザインって何かというと、情報をきちんとお客様に伝えることだと思っています。私達は、デジタルサイネージの位置やインチ数を計算して文字の大きさや画像のピクセル数を決めています。これにはやはり、現場にいって空気を知ることが大事なんです」

− 月に一度の打ち合わせにはそんな意味もあったんですか…!他にもこだわっている部分はありますか?

「秒数ですね。『この情報を何秒間でだすのか』ということが非常に大事なんです。例えば、30秒の動画を作ってしまうと歩行者ってのは立ち止まることがほとんどないので、同じことを3回言ったほうがいい場合もあります。デジタルサイネージはストーリーをつけて動画にするよりも、秒の間隔で言いたいことを言う攻め方のほうが有効だと思っています

− 確かに、立ち止まってデジタルサイネージを見るということはないですね。最後に、今デジタルサイネージ業界では2020年がひとつのマイルストーンになっています。クラスタとして、なにか取り組んでいきたいことはありますか?

「そうですね。2020年も、それ以降も、やっぱりお店の収益アップにこだわり続けたいです。その点では、この先もやることはぶれていかないと思います。そのために、『何で映すか』っていうことを追求していったり、今後は顔認証システムも導入してPOSデータを結びつけ、デジタルサイネージが売上に影響しているのかをチェックしていく予定です。その為に、もっともっとデザインを追求していきたいですね」

デジタルサイネージの1つの在り方を追求するクラスタ

デザインとは情報をきちんとお客様に伝えること。これはどんなことにも言えることです。

デジタルサイネージをユーザーみんなに、価値のあるものだと思ってもらいたい。その為に、効果を追求していく姿勢を今後も貫き通す、冨山氏率いるクラスタ。

店舗経営をしていてデジタルサイネージの導入を考えている方はぜひご相談してみてはいかがでしょうか。

KULASTA(クラスタ):http://kulasta.com/

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