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2017/05/18

運用コストを極限まで抑える!テクノフェイスが提供する、テクノビジョンコントローラーとは?

インタビュー
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2002年に北海道大学発R&Dベンチャー企業として設立された株式会社テクノフェイス。

北海道地域に高度なIT技術を集積し、地場で活躍するハイスキルな技術者人材を育成して、オープンソースソフトウェア(OSS)とインターネットを活用したIT技術をもって地域経済に貢献することを目指して設立されました。

そんなテクノフェイスが2017年、デジタルサイネージ業界に参入しました。

そこで今回はテクノフェイス・代表取締役石田崇氏にリリースしたプロダクトのことや参入の背景をお聞きしました。

北海道大学の研究室からスタートしたR&Dベンチャー

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石田氏:「もともとは、『地場で活躍できる人材を育てよう』ということで道庁と北海道大学が連携して作った会社です。基本的には受託開発を行っているソフトウェア会社でもあるのですが、ひとつの研究室からスタートした会社でもあり、その研究室がAIを研究していたんです。そのため、AI開発もやっています」

− AIは最近凄い勢いで市場ができていますよね。

石田氏:「そうですね。昨年あたりから依頼をいただくようになり、北海道ならではの融雪システムをAIが助言するというソリューションを開発させていただいたりしています」

− 融雪システムですか!?

石田氏:「道路や駐車場の雪を溶かすシステムが北国にはあるんですが、そこのボイラーのオン・オフを監視カメラを見て行っている会社がありまして。自動のセンサーですと雪が降ってきてあまり積もっていなくてもスイッチをいれてしまうので無駄があったんですね。そこで、雪が積もっているかをAIが画像認識してオペレーターに助言するというシステムをその会社と一緒に作ったんです。今では北海道、東北圏の1500箇所以上で利用されているそうです」

− 北海道ならではですね!

石田氏:「東京でも、コールセンターの応答支援や、アルバイトのシフトの最適化、物流倉庫の需要予測といったニーズにもAIを使ったシステムを提供させていただいています」

テクノフェイスが提供する「テクノビジョンコントローラー」とは?

− そんな中でなぜデジタルサイネージ事業をスタートさせたのでしょうか?

「最初は受託の一環で作り始めたことがきっかけです。基本的にデジタルサイネージは運用が大変だという課題があり、簡単に運用できるソフトがあまりないということが現状としてありました。また、手軽に画面構成したいという要望もあったんですね。そのような要望を聞いて市場を見てみると、それらに答えられるプロダクトがなかったんです。ならば、自社で作ってしまえ!ということが始まりです」

− システム開発で培ってきた技術を生かして参入したんですね。

「はい。それが今回リリースしたテクノビジョンコントローラーです。これは配信・運用が簡単かつ汎用性が高いと思っていますマルチディスプレイの制御を基本的に目的としていて、ウィンドウズなどのOSの拡張ディスプレイの機能を使っているんですが、そこに対して仮想的に画面を分割していけるんです

− 図のように、横長の画面の場合でも分割したり、ひとつの画面にしたりと配置やサイズを自由にカスタムすることができるんですね。

「そうですね。また、このようにプロジェクションマッピングなどで、『映す面』自体が離れていても、別々にコンテンツを出し分けることも可能です。複数拠点の一元管理も可能ですし、あらゆるデバイスで放映が可能だという点、またリアルタイムに放映時間の編集や予約もできます

− まさに運用面にフォーカスしたプロダクトですね。ただ、運用ともなると機能はもちろん大事ですが操作性も求められてくると思います。

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※左上の部分が画面レイアウトを変更できる部分、画面下がドラッグ・アンド・ドロップでファイルを挿入する部分。

「はい。その点にも相当力を入れています。操作性については非常にシンプルで使いやすくしていますね。こちらが操作画面なのですが、ドラッグ・アンド・ドロップで動画やパワーポイント、静止画など様々なファイルを配置することができます

− 動画編集ソフトのように入稿ができるんですね。

「なので、災害などの緊急情報が起きた際にも割り込みすることもできますし、各拠点ごとに放映内容を変えることもできるんです。テロップ文字なども簡単にいれることができます」

− 一台のパソコンで管理ができるんですか?

「各拠点ごとにマイクロサーバを設置することで、一台の配信用PCから遠隔操作で一元管理することができます。もちろん、施設内LANでも構成が可能です」

− 至れり尽くせりですね…!!

実際はどのように使われている!?テクノビジョンコントローラーの導入事例

– では実際にどのようなシーンで利用されているのでしょうか?

石田氏:「札幌コンベンションセンターに20年前に設置された巨大リアプロジェクションモニターがあります。これは、4:3のモニターが3つ並んでいるのですが、従来だったら横に同じパワポを並べるだとか、真ん中だけ使うという使い方しかできなかったんですね。それを様々なレイアウトで活用できるようにしました。先日開催された、冬季アジア大会のメインプレスセンターだったのでその際に活用いただいた例です」

− 20年前のモニターにも設置することができるんですね。

石田氏:「機器類については、特定のベンダーには依存しないので汎用性が高いのも特長です」

石田氏:「こちらは、東京北参道にあるレストラン、élan vital様の例です。こちらのレストランはテーブルの上にプロジェクションマッピングを施しているんです。それをテクノビジョンコントローラーで制御しています。出てくる料理によってプロジェクションマッピングの演出を変えることが出来るので、もともと非常にキレイなプロジェクションマッピングを更に引き立たせることができています」

− プロジェクションマッピングなどの魅力を更に引き立たせることもできるし、既存の用途上の課題も解決することができるということですね。

石田氏:「そうですね。上記の他にも、女満別空港様の大型マルチビジョン等にも導入していただいています」

導入事例:http://www.technoface.co.jp/technovision/

デジタルサイネージの導入を促進する、テクノビジョンコントローラー

− 強みとしては、やはり運用が簡単になるという部分ですか?

石田氏:「はい。やはり、テクノビジョンコントローラーを導入することで、今まで運用委託会社がやっていたことが自分たちでできるようになるという部分ですね。操作性に関しても、前述したようにかなりこだわって作ったので慣れればすぐデジタルサイネージの運用が簡単になると思います」

− 今後はどのような展開をしていく予定ですか?

石田氏:「今後は、顔認識などを使ったサイネージの効果測定や、POS連動も促進していきたいなと思っています。また、デジタルサイネージ業界に参入する前から取り組んでいたAIも活用して新しいソリューションを開発していけたらと考えています」

以前から、デジタルサイネージを導入するにあたって、課題となっていた「運用」。テクノビジョンコントローラーはアイデアの力によって、難しいことを簡単にし、更に市場を広げようとしています。
そして、もともと持っているナレッジを生かして新しいものを創り出そうとしているテクノフェイスから目が離せません。

テクノビジョンコントローラー詳細:http://www.technoface.co.jp/technovision/

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