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2018/06/28

デジタルサイネージの未来が見えた?リテールテック JAPAN2018 レポート

イベント取材
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こんにちは!SIPO編集部です。

昨今、Amazon Goでも話題になっている、流通システム×ITの「リテールテック」。流行りに敏感なわたしたちは、ここぞとばかりに、2018年3月6日(火)~3月9日(金)に東京国際展示場で行われた「リテールテック JAPAN 2018」に行ってきました。

特に目立っていたのは、会計がいらないSmartレジや、AIを使って商品を勧めてくるショーケースなどのICT分野。Amazon Goのようなサービスが日本に登場するのは時間の問題かも…と思わせる展示が各方面で繰り広げてられておりました。

これぞリテールテックなサイネージ、KIOSK端末

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ラーメン屋さんなど、飲食店によくある券売機。オーソドックスなものは、お金をいれて商品のボタンを押して食券を購入…という流れですが、こちらのサイネージ化も進んでいます。
多くあったのは全面的にサイネージ化して商品を表示、選ぶと食券が出てくる。というのは同じですが、この流れに各社の工夫が見られました。

オーソドックスなICT化でいくと、サイネージで選んだ情報がキッチンに伝わり、食券を出す事無く料理が提供されるKIOSK端末だと思います。アナログな食券機と違い、このシステムを利用している会社も既に多いのではないでしょうか。

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Showcase Gigさんのこのシステムはまさしくそれですが、商品を出してくるカウンター上のサイネージに現在の状態がちょっとオシャレに表示されます

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そのため、飽きずに待つことが可能!「私の注文、ちゃんと通ってるかな…?」という不安が解消されます。

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こちらは寺岡精工さんの券売機。商品が表示されておらず、顔のマークが付いていて気分で選ぶようになっています。

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今はこういう気分…というのを選び、商品が選べるというコミュニケーションタイプ。
「これが食べたい!!」という明確なメニューが決まっていない場合や、日々の食事のマンネリを防ぎつつセットも案内してくれるのでユーザー側からするととてもお得です。今回のリテールテックのテーマ的視点に立つと、例えばログインして使用すれば個人の嗜好にあったメニューをAIがオススメする…ということも今後は出来そうです。

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こちらはSHARPさんの券売機。一件普通のサイネージ型券売機のようですが、なんとお金を払うとフードコートでよく見かける呼び出しの機械がゴロッと出てきます。

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カウンター下のサイネージに受け渡し番号が出るシステムを使っている所が出てきていますが、やはり高齢者の方は慣れておらず、こういう機械がちゃんと呼び出してくれる方が効率がいいそうで、このような形に落ち着いたとのこと。

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こちらは台湾が本社のポジフレックスジャパンさんの券売機です。

とってもシンプルでスマート。それもそのはず、こちらは電子決算のみの対応なので、現金の投入口やお釣りをストックするスペースがありません。その為、これだけスッキリとしたデザインになります。
韓国のバーガーキングさんもこのようなサイネージ型券売機でしたが、クレジットカード専用でした。日本でこの形がなかなか広まらないのは、現金主義が未だに主流であり、現金が使えないと困るというお店やお客さんが多いというのが主な課題です。

管理や運用の点からみても、注文から受け渡しまでスムーズにいくKIOSK端末ですが、主流になるまでにはまだまだ課題はありそうです。

小さくて横にながーーーーいサイネージ

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さて、この画像を見て、どこがサイネージかわかるでしょうか?

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そう、商品の下の値段が表示されていた部分がサイネージです。こちらはパナソニックさんの製品で、まだ世界にも数台しかないサイネージだそう。値段の部分を電子ペーパー化し、一元管理でらくらく値段変更!というお店も最近出てきましたが、こちらはカラーな液晶なので映像も流せます。

値段が常に表示されていないと困る…!という声もありそうですが、その商品を使った料理やシズル感などを演出し、購買意欲をかき立てるにはバッチリです。その日の夕飯を何にしようか悩んでいる主婦の方は、スーパーに行ってから献立を決めるという方も多いそう。そのため、おいしそうな映像が流れていると夕飯の候補になり、お店側としても今売りたいものを売る、という戦略が立てやすくなるでしょう。

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小さくはないのですが横に長いサイネージがありました。エヌジーシーさんが展示していた、LG社製のディスプレイです。3840×640や3840×1080というちょっと変わった解像度で表示が可能です

こちらは靴の棚下につけています。サイネージというとどうしても16:9なイメージですが、こちらは縦比率がその半分。サイネージは置きたいけど場所が…というお店にピッタリです。もちろん縦長にも使えます。

店舗導入も簡単な「かんたんサイネージ」

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三菱電機さんが出している「かんたんサイネージ」。USBをさすだけで表示!や、ボタンを押すだけで切り替え!など、簡単に導入やコンテンツを切り替えられるのが特徴です。

今回の展示では、「バーコードを読み込むとコンテンツが切り替わる」というシステムを出されていました。バーコード情報とコンテンツを連携して登録しておけばOKで、例えばレジ横に設置すれば、前の人の買った商品のコンテンツが流れ、後ろの人に購買の訴求ができる…などが可能です。

レジ横のガムのコンテンツが急に流れたら、ついついカゴに入れてしまいそう。並んでる間に手に取れるガムや飴って、なんだか買いたくなってしまいますからね…

番外編・オムロンのミライなサイネージ達

リテールテックとは少々離れますが面白いサイネージを出していたのはオムロン社さん。

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こちらはゲートをサイネージしたもので、入場の演出を「ゲート自体のサイネージ」で行います。縦型なのを利用して竜が登るアニメーション表示するなどが可能。特別感を演出できるため、イベントなどでの起用を考えているそうです。

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同じオムロン社さんで面白かったのが、こちらの警備型ロボット。ショッピングモールなどを想定しているそう。
ルンバのように自走しますが、閉店時はロボットのカメラがしっかり警備。開店中は胸についたサイネージで店舗の宣伝などをしながら自走もできるという優れもので、充電が減ったら自分でコンセントに行くとのこと。
もちろんセンサー付きで人の邪魔にならないルートを辿るそうです!

以上、リテールテック JAPAN 2018のサイネージ報告でした!

サイネージ以外だと、「センサーと重さの両面から冷蔵庫から出し入れした瞬間に商品管理をするシステム」や「顔認証やQRコードでNonstop会計」「コンビニなどの冷蔵庫に立つとその人の嗜好をにあった飲み物を冷蔵庫に表示する(という未来)」などなど、多様な未来が展示されていました。

ICTとサイネージはとても相性のいい分野。少しずつ、でも一気に変わっていく可能性があるリテールテック業界、これからも注目です!

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