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2018/04/05

ライブエンターテインメントEXPOにみる、LEDとコンテンツの進化【後編】

イベント取材
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後編も、前回に引き続き、「ライブエンターテインメントEXPO」についてレポートしていきます!

前編では、大がかりな装置×デジタルサイネージという視点でご紹介しました。
屋外で行うことが多いライブでは、防水防塵の観点や輝度から液晶よりもLEDの方が活躍するシーンがとても多いのですが、今回の展示会でも様々なLEDが展示されていました。

今回は、ご紹介した装置ごと動くLEDパネル、床に埋め込み演出をするLEDのほかに、高輝度・高画質のものをご紹介します。

まるで液晶!1.2mmピッチLED

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こちらはブリッジリンクさん。前回地球儀のLEDでもご紹介しましたが…こちらの画像、液晶ではなく、なんとLED!画像だとわかりづらいと思うのですが、なめらかでLED独特のドット感は全くありません。
LEDパネルは、LEDを5~9mm感覚で並べ出力します。この感覚の事を「ピッチ」というのですが、この感覚が広ければ広いほどぱっと見は粗く、狭ければ狭いほどなめらかになります

こちらのLEDパネルのピッチはなんと…1.2mm!!通常のLEDパネルのピッチは上記の通り5~9mm程度なので、数字からもその特別さがわかるかと思います。

LEDパネルのアップ。こちらは6mm

LEDパネルのアップ。こちらは6mm

LEDパネルで花火を表示した場合、普通ならば粗さで見てられなくなってしまうので、非常に描写の細かさを感じられました。

この大きさにすることで、明るい所でも簡単に導入ができ、自己発光なので配置の悩みもなくプレゼンなどにも使用出来るそう。小さくてもフル解像度での表示も可能です。
ライブ以外の使い途もあり、今後に期待できそうです。

パワフルな大画面LED!

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LEDといえばこちらの会社もすごい!エルテック社さんのこちらは、LCD(液晶)では不可能な広面積での展示です。

LCDの弱点は、大きさに限界がある事。大きいinchのLCDを組み合わせてマルチ画面での表示も可能ですが、どうしてもベゼルが気になってしまいます。ベゼルレスのLCDも増えており、だんだん見慣れると脳内でベゼルを勝手に消してくれる人も多いかと思いますが、ノーベゼルの大画面を見てしまうと、どうしてもベゼルは気になってしまうもの。

こちらは日の出のコンテンツや様々な景色を表示していましたが、大きさからくる没入感は群を抜いていました。制作サイドからすると、LCDマルチでは分割しなければならないため、システム的に少し複雑になったりコンテンツの調整が必要な一方で、LED一面であれば分割をする必要がありません。その部分でも利点がありそうです。

更にLEDの利点は高輝度なところ。LCDだと2500cdまで出せるものが増えてきましたが、こちらのLEDはその倍の5000cd。明るい所でもはっきりと発色し、コンテンツを問題無く表示出来ます。

テクニカルなコンテンツたち

お次は技術的に気になったコンテンツをご紹介します。

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こちらは風を感知して揺れる風車です。センサーが風を感じるとその部分の風車が回り、風を光に変えて見える化しようというものです。風車の羽の部分に黒い点がみえると思いますが、これがセンサーになります。

例えばVRでこれが表現出来れば、VRグラスをかけ風を読むことが出来たりします。エアコンの風がどのように動いているか…などに応用が出来そうです。

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壁だけではなく、天井に設置することも可能です。こちらは水面のコンテンツを表示したもの。風を感じると水面が揺れます。これがなんとも癒やされる…オフィスの受付の天井や、レストランの天井などにあるとヒーリング効果がありそうです。

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こちらは知っている人が多いのではないでしょうか。裸眼で立体視ができるデバイスです。上部に表示されたコンテンツを斜めに設置されたガラスが映し、目の錯覚を利用して立体的にみせるというもの。こちらは3方向から見ることが出来ます。中のグラスにクラゲがフワフワと浮いています。もっと小型化したら家庭にも導入できそうです!

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こちらは、もう定番になってきました。自分たちの写真や自分の描いた絵がスクリーンに登場する、というもの。イベントだけでなく、公共施設などでも見るようになってきました。

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世界初!360度風力サイネージ、なんていうのもありました。風力で回っているところにLEDが入っていて、回転することによってコンテンツを表示するというモノ。これも目の錯覚を利用しているので全く写真がとれずに残念ですが、発想がとても面白いです!

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その他には、体感型のブロック崩しもありました。足を感知して、ボールを弾いてブロックを崩すというもの。

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サイネージではないのですが、技術的にすごい!と感じたのはキヤノンの自由視点映像精製システム。サッカーを任意の角度から観戦することができるのですが、それだけでなく、俯瞰した視点や選手の視点を生成して見ることや、選手の視線がどういう動きをしているのかを頭と身体の動きから分析して矢印で表示できるなど、サッカーやスポーツ好きにはたまらないシステムです。

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実際に分析や研究などに使うそうで、観客だけでなく実用性も兼ね備えています。データは1~2日で完成するそう。
これがスマホで見られるようになったりしたら…たまらないですね!

以上、ライブエンターテインメントEXPOのご紹介でした。
LEDの進化や技術の進化をライブという視点から見てきましたが、サイネージ×ライブは今後も盛り上がっていくことと思います。

立体的に動くサイネージや超大画面での出力など、コンテンツを作る側や演出側も腕がなる未来に期待大です!

会期:2018年2月21日(水)〜2月23日(金)
会場:幕張メッセ
主催:リード エグジビション ジャパン株式会社

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