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2018/02/08

デジタルサイネージが人々の命を守る時代に。災害時役立つ「防災サイネージ」の事例まとめ

活用事例
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駅や飲食店、アパレルや銀行など、様々な場所で目にするようになったデジタルサイネージ
元々は一方向に情報を発信する広告として使われていましたが、今やニュースや天気予報、インタラクティブなPR活動にも使用されるようになり、その用途は様々です。

そんなデジタルサイネージの活用方法が多様化される今、通常のデジタルサイネージに+αで災害時役立つシステムが導入されてきていることをご存知ですか。
今回はデジタルサイネージ搭載できる災害時に役立つ防災システムの事例をご紹介します。

災害時、混乱しやすい駅に有益な情報を届ける! HITACHIのサービス

2015年12月に株式会社日立製作所株式会社日立ケーイーシステムズがリリースしたのは災害時に緊急情報をデジタルサイネージに自動で表示させるサービス。
こちらのサービス以外にも、両社が共同で開発を行うデジタルサイネージソリューション「MediaSpace」ではインターネットを利用したデジタルサイネージへのコンテンツ配信を行っていました。

しかし、近年相次ぐ地震を始めとする災害などの対策にも目を向け、その技術を活用した災害時の緊急情報配信サービスを開発したとのことです。

同年(2015年)12月には、JR秦野駅に設置される大型サイネージにこちらのサービスを連携。通常時は観光情報などを表示し、秦野駅ユーザーにとって有益な情報を提供するサイネージとして活用されており、災害発生時には緊急情報が表示されるという仕組みです。

多くの人が行き交う駅にこのようなサイネージがあれば、災害時多くの人の助けとなることでしょう。

地デジとインターネット双方から情報を受信!災害時に強いDNPの防災システム

大日本印刷株式会社(DNP)は、2009年にダイドードリンコ株式会社日本テレビ放送網株式会社と共同で、地上デジタル・データ放送インターネット双方からコンテンツを配信できるデジタルサイネージを搭載した自動販売機を開発。その後2013年からさらに、その自販機のデジタルサイネージに災害情報を発信するサービスを本格的に開始しました。

防災情報や地震速報などを配信してくれるこちらのサイネージ。平常時は災害時の適切な対応役に立つ防災グッズなど、防災意識を高める情報を表示してくれるとのこと。
また、災害時には地震などの最新情報だけでなく、避難場所の告知災害用伝言ダイヤルの使用方法などを表示してくれるそうです。

地上デジタル・データ放送は災害時にも強い通信インフラだと言われており、万が一インターネットが遮断されてしまった場合でも、こちらのサイネージなら情報発信し続けられる可能性が高いと言えます。

地域密着型!区と連携し、区民の命を守るNECのシステム

日本電気株式会社(NEC)は、東京都港区の公共施設に設置されたデジタルサイネージに、区政情報防災情報を効率的に配信できるシステムを導入しました。

地域に特化しているため、災害時には最新の被災情報避難場所避難に必要な情報を確実に表示することを実現。

また、区が運営するホームページとも連携しており、ホームページの情報を自動変換し、デジタルサイネージに最適な形で表示しれくれるのだとか。
さらに区が運用する緊急情報管理システムとも連携しており、日本語以外に英語、中国語、韓国語といった多言語で災害情報を配信することも可能です。

区役所や区有施設を中心に設置されているこちらのサイネージ。区民の命を守る重大な役割を果たしていると言えそうです。

システムはもちろんハードも工夫!お年寄り〜外国人観光客まで守る、多摩岡産業株式会社のデジタルサイネージ

多摩岡産業株式会社は、NTTアイティ株式会社のひかりサイネージを活用し、災害時に的確な避難場所を表示することができるマルチリンガルサイネージを開発しました。

通常時は広告や街の観光情報を表示しているというこちらのサイネージ。緊急地震速報が搭載されており、地震時にはそのサイネージが設置されている場所の正確な震度を表示してくれます。
その後、その場所から行きやすい避難場所を、避難経路マップ付きで表示。こちらのサイネージも日本語以外に英語、中国語、韓国語に対応している多言語対応なので、街の住民だけでなく外国人観光客の命も守ることができます。

さらに、スピーカーも搭載しており、音声でも情報を流してくれるのだとか。オプションで、停電時でも3時間以上作動するようにすることもでき、災害時本当に使えるサイネージとなっています。

また、こちらのサイネージはシステムだけではなくハードにも工夫がされており、ディスプレイの土台の部分にはAED備蓄品消化器などを収納しておける収納庫付きのものもあるのだそう。
こういったサイネージが街に増えれば、お年寄りも外国人観光客も安心です。

「あったら便利」から「なくてはならないもの」へ。様々なフィールドで活躍するデジタルサイネージ

駅や街で見ない日はないと言っても過言ではないというほど設置台数がどんどん増えているデジタルサイネージ。

そんな身近なデジタルサイネージだからこそ、緊急時に災害情報を流すというシステムを導入するだけで多くの人々の命を助けることに繋がっています。さらに、平常時は通常のコンテンツを表示するという活用方法ができるので、防災目的だけでデジタルサイネージを設置する必要はありません。

近年相次ぐ災害を受け、益々注目されている防災デジタルサイネージ。もはやデジタルサイネージは「あったら便利な物」ではなく「なくてはならないもの」になりつつあると言えるでしょう。

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